イギリスではロシアからの燃料の輸入量が6月にゼロになったことが分かりました。
イギリスの国家統計局は24日、ロシアから石油や石炭、ガスなどの燃料を6月は全く輸入しなかったと発表しました。
これは1997年の統計開始以来、初めてです。
ロシアは去年、精製油の最大の輸出国がイギリスでした。
また、6月にイギリスがロシアから輸入した金額は3300万ポンド=日本円でおよそ53億3000万円で、輸入量は今年2月までの1年間の平均と比較して96.6%減少しました。
イギリス当局は「ロシアへの経済制裁のほか、貿易業者が自発的にロシア製品の代替品を探している可能性がある」と指摘しています。
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