ウクライナが攻勢強める中 ヘルソン州のロシア側行政府幹部が交通事故死か[2022/11/10 02:51]

 ロシアが実効支配するウクライナ南部のヘルソン州でロシア側行政府の幹部が死亡しました。交通事故とされています。

 ロシアのタス通信は9日、ヘルソン州のロシア側行政府の幹部キリル・ストレモウソフ氏が高速道路上での事故で死亡したと伝えました。

 事故の詳しい状況は明らかにされていません。

 ウクライナ人のストレモウソフ氏はロシア軍によるヘルソン州占領後、ロシアへの支持をいち早く表明し、現地に設置されたロシア側行政府のナンバー2の地位に就いていました。

 一方で、ヘルソン州奪還を目指すウクライナ軍の攻勢を受けてロシア軍が軍事的に後退をすると、ストレムソフ氏は「責任を取らない無能な指揮官のせいだ」などとロシア軍を厳しく批判していました。

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