イギリスのインフレ率11%超 40年ぶりの高水準 光熱費の高騰など原因 [2022/11/16 18:17]

イギリスの消費者物価指数が発表され、光熱費の高騰などが原因によるインフレ率は11%を超えました。
イギリス国家統計局は16日、先月の消費者物価指数が去年の同じ月と比べて11.1%上昇したと発表しました。
およそ40年ぶりの高水準で、9月の10.1%からさらにインフレが進んだ形です。
国家統計局は「家庭用の電気・ガス代の値上げが最大の原因」と指摘しています。
深刻な物価高を受けてイギリスでは各地でデモが相次いでいるほか、看護師や大学職員もストライキを計画するなど市民生活に混乱が広がっています。
地元メディアは「生活費の高騰が家計を圧迫していて、今年、イギリスが不況に陥る可能性が高い」と伝えています。