中国外務省が17日に開かれる日中首脳会談について、正式に発表しました。会談には「重要な意義がある」としています。
中国外務省はバンコクで開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議にあわせて岸田総理大臣と習近平国家主席が会談することを発表しました。
中国外務省は「両首脳の対面での会談は初めてで、重要な意義がある」としたうえで、「今年は日中国交正常化50周年であり、双方は食い違いを適切にコントロールし、新時代の要求に合致する日中関係を作るべきだ」と主張しています。
ゼロコロナ政策の影響で経済成長が鈍化するなか、3期目に入った習近平政権には、台湾問題などは譲れないと主張しつつ、経済面などでの協力を探りたい意図もあるとみられます。
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