ロシア主導の軍事同盟会議 プーチン大統領に異論[2022/11/24 19:12]
ロシア主導の軍事同盟会議で、加盟国の首脳らからプーチン大統領に対する異論が出るなどロシアの影響力の低下が浮き彫りとなりました。
ロシア主導の軍事同盟CSTO=集団安全保障条約機構の首脳会議は23日、アルメニアの首都エレバンで開かれました。
主催国アルメニアのパシニャン首相は隣国アゼルバイジャンとの紛争を巡り、CSTOの対応に不満があるとして首脳宣言への署名を拒否しました。
また、カザフスタンのトカエフ大統領は、ロシアによるウクライナ侵攻を巡り「和平を共同で模索する時が来た」と述べました。
ウクライナへの攻撃を続けるプーチン氏に釘を刺した形です。
首脳同士の写真撮影では、アルメニアのパシニャン首相がプーチン氏と距離を置いて立っているように見えます。