世界の生活費が高い都市ランキングでアメリカのニューヨークとシンガポールが同率で1位となりました。
エコノミスト誌「インテリジェンスユニット」は8月から9月にかけて世界の主要172都市で商品やサービスの価格をアメリカドルに換算して指数化しました。
対象の都市全体で見ると平均8.1%上がっていて、ウクライナ侵攻や中国のゼロコロナ政策による行動制限などの影響から過去20年で最も大きな上昇幅となりました。
都市別では、ニューヨークとシンガポールが同率で最も高く、イスラエルのテルアビブが続きました。
アメリカでは記録的なインフレが続いていて、ニューヨークのほか、ロサンゼルスとサンフランシスコもトップ10入りしています。
東京は円安が進んだことなどから去年の13位から37位と大きく順位を下げました。
一方、上昇率の順位はモスクワ、サンクトペテルブルクとロシアの都市がトップ2を占めました。
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