米バージニア州 南北戦争で奴隷制度支持した南軍“最後の将軍像”撤去[2022/12/13 23:31]

 アメリカ南部バージニア州の州都リッチモンドで、南北戦争の際に奴隷制度を支持した南軍の最後の将軍像が撤去されました。

 アメリカで19世紀に起きた南北戦争当時、南軍側の首都だったリッチモンドで12日、南軍のヒル将軍の像が撤去されました。

 ロイター通信などによりますと、2020年に中西部ミネソタ州で黒人の男性が白人の警察官に暴行され死亡した事件が起きて以降、人種差別に対する抗議活動が活発化し、リッチモンドではこれまで奴隷制を象徴するとされる将軍像などが次々に撤去されてきました。

 今回、撤去されたヒル将軍の像は奴隷制を支持した南軍に関連する像では市内で最後に残るものだったということです。

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