ヨーロッパ各地を結ぶ格安航空会社のウィズエアーがウクライナの隣国のモルドバへの運航停止を発表しました。領空のリスクを理由に挙げています。
ウィズエアーは来月14日からモルドバの首都キシナウ行き全便を運航停止にします。
ウィズエアーは「モルドバの最近の情勢と領空のリスクは差し迫ったものではないが、高い」などと理由を説明しています。
モルドバはウクライナ南西部と国境を接していて、東部の親ロシア派が実効支配する地域「沿ドニエストル共和国」にロシア軍が駐留しています。
また今月、モルドバのサンドゥ大統領がロシアが親欧米派のモルドバ政権を倒す「クーデターを計画している」と非難しています。
ロシア側は否定していますが、ウクライナも「ロシアの計画を傍受した」と明らかにするなど付近での緊張が高まっています。
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