中国が気象衛星打ち上げ 日本EEZ含む台湾北方に飛行・航行禁止区域を設定[2023/04/16 12:26]

 中国が日本のEEZ=排他的経済水域の一部や台湾北方を含む海域に航行禁止区域を設定し、気象衛星を打ち上げました。

 中国気象局は、現地時間16日の午前9時36分に、中国西部の酒泉衛星発射センターから、「長征4号」ロケットを使って、気象観測衛星「風雲三号G」を打ち上げたと発表しました。

 打ち上げの様子はSNSで生中継され、無事に予定軌道に進入したということです。

 今回の打ち上げに際しては、ロケットの残骸が落下する恐れがあるとして、日本のEEZを含む台湾北方の海域に航行禁止区域が設けられました。

 台湾の国防部は「監視システムを使いロケットの発射を確認した。残骸の一部は台湾北方に落下したが、安全に影響を与えることはない」と強調しています。

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