ウクライナ南部ザポリージャ原発 砲撃で一時外部電源喪失[2023/05/22 21:19]

 ウクライナの原子力企業は南部にあるザポリージャ原子力発電所の外部電源が一時喪失したと発表しました。

 ウクライナ国営の原子力企業「エネルゴアトム」は、22日朝のロシア軍の攻撃によりザポリージャ原発への送電線が切れたため、外部からの電源が遮断されたと発表しました。

 一時、緊急用のディーゼル発電機で電源を確保しましたが、現在は復旧したということです。

 ザポリージャ原発の外部電源が喪失するのはロシアの侵攻以来、7回目です。

 IAEA=国際原子力機関のグロッシ事務局長は「原発の安全状況は極めて脆弱(ぜいじゃく)だ」とコメントしています。

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