首相として初めて中国を訪問しているロシアのミシュスチン首相が上海で講演を行い、中国との経済協力関係の強化を求めました。
タス通信によりますと、ミシュスチン首相は23日から2日間の日程で中国を訪問しています。
23日は上海で開かれているビジネスフォーラムで講演を行い、「前例のない規模の制裁圧力にもかかわらず、(ロシア経済は)着実に発展を続けている」と強調しました。
また、中国との航空路の拡大やその他の輸送ルートの開発に期待しているとし、「関係強化により、両国の経済はさらにプラスに働くと確信している」と述べました。
24日は北京で習近平国家主席や李強首相との会談も予定されていて、G7広島サミットでウクライナへの支援継続で結束を強めるG7各国に対し、ロシアは中国と連携を強化し対抗したい考えです。
画像:中国・上海ロシア政府のSNSから
広告