香港当局は香港の民主化運動の際デモに参加した市民らによって歌われた「香港に栄光あれ」という曲に対し、あらゆる手段での拡散を禁止するよう裁判所に申請しました。
「香港に栄光あれ」は2019年に発生した民主化デモの際にインターネットで公開され、デモの参加者たちの間で頻繁に歌われるようになりました。
香港当局は国家安全維持法が成立した2020年6月以降、「独立をあおる」として大学など教育機関で歌うことを禁止していました。
歌はインターネットを通じて各国に配信されていますが、香港当局は、「国歌だと何度も誤認され深刻な損害を与えている」として動画サイトに対し削除を求めているほか、裁判所に対しあらゆる手段での拡散を禁止するよう申請したということです。
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