プーチン大統領「ウクライナの反転攻勢始まった」　初めて認識示す

　ロシアのプーチン大統領はウクライナ軍の反転攻勢が始まったとの認識を初めて示しました。そのうえで、攻撃はすべて撃退したと主張しています。

　プーチン大統領：「ウクライナ軍の反転攻勢は確実に始まっていると言える。敵はどの方面への攻勢でも成功していない」

　プーチン大統領は9日、記者団の質問に対し、ウクライナ軍に大規模な動きがみられるとして「反転攻勢は確実に始まった」との認識を示しました。

　一方で「敵はどの方面でも成功していない」とウクライナ側の攻撃を阻止していることを強調しました。

　また、プーチン大統領は「近代兵器は不足している」と困難な状況を認める一方で、「国内の軍需産業は発展していて、今後目的は達成される」などと語りました。