ロシアが実効支配するクリミアで、ロシア海軍が敵の攻撃を防ぐために大量のイルカを軍用に訓練しているとみられることが分かりました。
イギリス国防省は23日、ロシア黒海艦隊の拠点のセバストポリ軍港で去年の夏以降、大規模な改修が行われているとの分析結果を明らかにしました。
衛星画像からは港の入口にネットが4層にわたって設置されているほか、いけすなどが確認できます。
以前に比べていけすの数が倍増していてイルカが飼育されている可能性が高いと指摘しています。
ロシア海軍は以前からスパイ活動を目的にイルカやアザラシを訓練しています。
セバストポリ軍港のイルカは、敵のダイバーが港に侵入するのを防ぐために訓練されている可能性が高いということです。
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