ロシアのトルトネフ副首相が北方領土の択捉島を視察しました。ロシア政府幹部の訪問は去年2月にウクライナ侵攻を開始して以降、初めてです。
国営ロシア通信などによりますと、トルトネフ副首相は4日、ロシアが実効支配する北方領土の択捉島を訪問し産業施設などを視察しました。
税制優遇措置などを通じて、ロシア独自で開発を進めたい考えだとみられています。
ロシア政府高官の北方領土訪問は2021年7月のミシュスチン首相と同じ年の10月のグリゴレンコ副首相ら以来となります。
日本政府は4日、「我が国の立場と反し、全く受け入れられない」と外交ルートを通じて抗議しています。
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