関東大震災の発生から100年となるのを前に当時、誤った情報によって虐殺されたとする朝鮮半島出身者らの遺族が会見し、日本政府に対して事件の真相究明を求めました。
1923年9月1日に起きた関東大震災後の混乱のなか、「朝鮮人が井戸に毒を入れた」といった根拠のないデマが広がり、「朝鮮人虐殺」といわれる事件が起きました。
31日、遺族らが都内で会見し、当時、組織された自警団や警察官などが朝鮮人らを虐殺したと主張しました。
韓国から来日した遺族の権在益さん(67)は「日本政府は事件があったと認め、謝罪と賠償をするべきだ」と訴えました。
広告