「プリゴジン氏は生きている」ロシア人の16%が「自作自演」信じる 独立系調査機関[2023/09/02 16:53]

 プリゴジン氏のビジネスジェット機の墜落について、ロシア人の16%が「自作自演でプリゴジン氏は生きている」と信じていることが分かりました。

 ロシアの独立系世論調査機関「レバダ・センター」は1日、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者・プリゴジン氏のビジネスジェット機が墜落したことについて、国民の認識を調査した結果を発表しました。

 それによりますと、「悲劇的な事故」だったという見方が最も多く、26%でした。

 2番目に多いのが、「6月の反乱に対するプーチン政権の復讐(ふくしゅう)だ」という見方で、20%でした。

 また、16%が「プリゴジン氏自身が事故をでっち上げていて、実は生きている」と答えています。

 調査はおよそ1600人を対象に墜落の翌日、8月24日から30日に行われました。

 プリゴジン氏の葬儀は29日、極秘で行われ、棺(ひつぎ)や葬儀の写真などが一切流出していないことも生存説が信じられる一因になっているとみられます。

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