アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)は、政策金利を2会合ぶりに据え置くと決定しました。
FRBは20日の会合で、インフレ率は依然として高いものの、鈍化していることに加え、失業率の低さなどを踏まえて、経済活動が堅調なペースで拡大しているとして政策金利の据え置きを決定しました。
去年3月以降続く、利上げ局面では2度目となります。
今回発表された経済見通しでは、会合の参加者19人のうち12人が年内で1回の追加利上げを予想していて、利上げの「打ち止め」には慎重な姿勢を示しています。
これまで行ってきた金融引き締め策の効果や景気への影響を見極めながら、今後の利上げについて判断していくことになります。
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