ウクライナのゼレンスキー大統領がロシアの侵攻後、初めてNATO(北大西洋条約機構)の本部を訪れ、防空システムの強化などさらなる支援を求めました。
ベルギー・ブリュッセルのNATO本部で11日、ウクライナの防衛支援について話し合う関係国会合が開かれました。
ゼレンスキー大統領は、これから迎える冬を乗り越えるために特にロシアによるインフラ攻撃に対抗する防空分野の支援を強く求めました。
アメリカのオースティン国防長官は「必要な限りウクライナを支援し続ける」と述べ、アメリカ議会の政治的混乱やイスラエルとハマスの戦闘がウクライナ支援を揺るがすものにはならないと強調しました。
7月に設立されたウクライナとNATO加盟国が対等な立場で話し合う「NATO・ウクライナ理事会」の会合も行われます。
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