イスラエル国防相「ガザを内側から見る日は近い」待機部隊訪れ兵士鼓舞

　イスラエルとハマスの衝突が続くなか、イスラエルの国防相が「ガザ地区を内側から見る日は近いだろう」と述べ、兵士を鼓舞しました。

　イスラエルのガラント国防相は19日、ガザ地区との境界付近で待機する部隊を視察し、「今は遠くからガザ地区を見ているが、内側から見る日は近いだろう」と述べ、イスラエル軍によるガザ地区への地上侵攻が近く始まる可能性を示唆しました。

　一方、ガザ地区へ水や食料などの支援物資を運び入れる人道支援について、アメリカCNNは複数の関係筋の情報として、物資を積んだトラックが通過する予定のエジプト側検問所は「20日に開かれる予定はない」と報じました。

　ガザ側の検問所があるラファ周辺では攻撃が相次いでおり、現地情勢の不安定が遅れの要因となっている可能性があります。