福島第一原発にたまる処理水の3回目の海洋放出が始まったことを受けて、中国外務省の報道官は「国際監視体制の確立が必要だ」と改めて強調しました。
中国外務省の報道官は2日の会見で、「日本は国内外の反対を無視してすでに1万5600トンもの核汚染水を放出し、公然と汚染のリスクを世界に転嫁している」と主張しました。
そのうえで、「日本側が主張する安全で透明な海洋放出計画は、全く信用できない」などと批判しました。
さらに「日本の周辺国などが参加する国際監視体制を確立する必要性が高まっている」と強調し、IAEA=国際原子力機関とは別に中国などが参加する監視体制の確立を改めて求めました。
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