北欧のフィンランドで、ロシアと陸上でつながる国境検問所が再び全面閉鎖となるのを前に、亡命を希望する難民が検問所に押し寄せました。
フィンランド政府はロシアを経由してヨーロッパに入ろうとする中東などからの難民が押し寄せたとしてロシアと陸上でつながる国境検問所を全面閉鎖していましたが、14日、2カ所を再開させました。
しかし、初日だけで155人もの難民が国境で亡命申請したことを受け、フィンランド政府は急きょ、15日夜から再び全面閉鎖すると発表しました。
地元メディアによりますと、15日も夕方時点で180人以上の難民が国境に到着しました。
フィンランド政府は「ロシアがハイブリット作戦を継続している」などと強く非難しています。
広告
