中国とタイが30日以内滞在のビザ免除へ[2024/01/29 12:33]

 中国とタイが30日以内の滞在について、相互にビザを免除することで合意しました。タイへの中国人旅行客の増加が見込まれます。

 バンコクを訪れている中国の王毅外相は28日、タイとの相互のビザ免除協定に署名しました。

 3月1日から一般パスポートの所有者は30日以内であれば、ビザなしでお互いの国を訪れることができます。

 タイ当局はビザ免除により、2024年は800万人の中国人観光客がタイを訪れ、およそ1兆9000億円の経済効果があると予測しています。

 中国はマレーシアやシンガポールとも30日間の短期滞在でのビザ免除で合意しています。

 一方、日本はコロナ前に中国が認めていた15日間の短期滞在でのビザ免除措置の再開を求めていますが、中国側は日本にも「対等の措置」を求めていて、再開を認めていません。

こちらも読まれています