無人パトカーが24時間パトロール…中国“無人運転の街” 荷物配達やタクシーも実用化[2024/02/03 17:14]

 北京市内に「無人運転の街」ともいえる、自動運転車の実験区があります。1月からは無人のパトカーも導入されるなど、中国は無人運転の実用化を進めています。

 警察の宣伝ビデオを流しながら走るのが、1月から15台導入された無人パトカーです。

 リアルタイムで街の様子を警察に届けながら24時間パトロールします。

 北京市東南部の「亦庄」という街は自動運転の実験区となっていて、無人の荷物配達車や無人のタクシーもすでに実用化されています。

 無人タクシーの車内には周辺の状況を表示するモニターが設置され、信号と連動しているのが分かります。

 この実験区では、すでに600台以上の無人車両にナンバーを公布したということです。

市民
「私は乗ったことがないけど、同僚が乗った」
「(Q.感想は?)便利だと言っていた」
「近年、運転速度が上がり、コントロールは穏やかになった」
「デメリットもある。無人車が増えたら、多くの人は仕事を失うのでは?」

 今後、中国は「無人運転の街」で培った技術を全国で応用したい考えです。

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