米軍 親イラン武装勢力へ報復攻撃 イラクやシリアの拠点を空爆[2024/02/03 23:02]

 アメリカ軍はイラクやシリアにある親イラン武装勢力の拠点85カ所を空爆し、少なくとも39人が死亡しました。

 アメリカ中央軍は2日、イラクとシリアでイラン革命防衛隊や関連する民兵組織への攻撃を開始したと発表しました。

 イラクの首相はイラク国内で民間人を含む16人が死亡したと述べ、シリア人権監視団もシリアへの空爆で戦闘員ら23人が死亡したとしています。

 バイデン政権は、先月29日にヨルダンにあるアメリカ軍基地がドローン攻撃によって兵士3人が死亡したことを受け、報復を宣言していました。

 イラン外務省の報道官は、攻撃について「イラクとシリアの主権と領土保全に対する侵害だ」と強く非難しています。

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