アメリカで、飛行中の旅客機のパネルが吹き飛んだ事故で、機体が航空会社に引き渡される前からパネルを固定するボルトが取り付けられていなかった疑いが明らかになりました。
NTSB=アメリカ運輸安全委員会の報告書によりますと、事故を起こしたボーイング737MAX9型機は去年10月にアラスカ航空に引き渡される1カ月以上前から、本来あるべきパネルを固定するための4本のボルトが取り付けられていなかった可能性があるということです。
去年9月にボーイングの従業員の間で交わされたメッセージに添付されたパネル部分を映した写真から明らかになったとしていて、NTSBは引き続きパネルの取付けの経緯を調べています。
ボーイングのカルフーンCEOは「顧客・乗客のために我々はより良い対応を行わなければいけない」とコメントしています。
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