ロシアが、エストニアの首相らバルト三国の複数の政府高官を指名手配していることが独立系メディアの調査で分かりました。
独立系メディア「メディアゾナ」がロシア内務省のデータベースから入手した情報によりますと、ロシア当局は、エストニアのカーヤ・カラス首相やリトアニアの文化大臣など複数のバルト三国の政府高官を指名手配していることが分かりました。
罪名は記されていませんが、ソ連時代の記念碑を撤去したことに対する措置とみられます。
ロシア大統領府のペスコフ報道官は事実を認め、「歴史的記憶とわが国に対する敵対行為に及ぶ者」だと説明しました。
カラス首相はSNSに「ロシアの動きは驚きではない。私が正しいことをしているという証拠だ」「クレムリンは自分たちを黙らせようとしているのかもしれないが、その逆だ。私はウクライナへの強力な支援を続ける」と投稿しました。
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