ロシアがウクライナ侵攻後、これまで軍事作戦などで使った戦費は約31兆円に達するとアメリカの当局者が明らかにしました。
ロイター通信はアメリカ国防当局者からの情報として、ロシアはウクライナ侵攻を開始してからこれまでに軍事作戦などで最大約31兆円を費やしたということです。
ロシアの国防予算は約18兆円で、その1.5倍以上をウクライナでの戦費に使ったことになります。
また、侵攻により、2026年までに予想されていた経済成長に約191兆円の損失が生じるとしています。
この数字はロシアの国家予算の3.5倍以上に匹敵します。
一方、ニューヨークタイムズはウクライナ東部・アウディイフカを制圧したロシア軍はさらなる戦線拡大を図っていて、南部・ザポリージャ州のロボティネでは「ロシア軍はアウディイフカ戦線よりも多くの兵力を集中させている」とのウクライナ軍報道官の話を報じています。
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