アラスカ航空事故 乗客3人が1500億円の損害賠償求め提訴[2024/03/05 08:16]

 飛行中にパネルが吹き飛んだアラスカ航空の事故で、乗客3人がボーイングとアラスカ航空に対して10億ドル=約1500億円の損害賠償を求めて提訴しました。

 アメリカメディアによりますと、事故機の乗客3人は先月20日、ボーイングとアラスカ航空に対して、事故は予見できたにもかかわらず、それを軽視したと主張し、極度のパニックや恐怖で心的外傷後ストレスなどの被害を負ったとして10億ドル=約1500億円の損害賠償を求めてオレゴン州の裁判所に提訴しました。

 今回、訴訟を起こした3人のうち2人は事故でシャツが脱げた15歳の少年の2つ後ろの席に座っていました。

 今回の事故を巡っては1月にも、ワシントン州でボーイングとアラスカ航空を相手取った集団訴訟が起こされています。

画像:NTSB

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