ロシアで反体制派が大統領選挙最終日の17日正午に一斉に投票所を訪れるように呼び掛けていることについて、当局が違法行為だとみなしていることが分かりました。
モスクワの検察庁は17日正午の投票呼び掛けについて「無許可の集会」とみなすと発表し、選挙を妨害する過激主義の兆候があると牽制(けんせい)しました。
動員兵の妻らの運動「プーチ・ダモイ」のマリア・アンドレーワさんは13日、検察当局から17日正午に投票所に行けば刑事責任を問われる可能性があると警告を受けたことを明かしました。
先月、刑務所で死亡した反体制派の指導者・ナワリヌイ氏の妻・ユリアさんは投票行為はすべての有権者に認められた権利だとして、プーチン政権に反対する人は選挙最終日の17日正午にロシア全土の投票所に投票に訪れるよう呼び掛けていました。
この行動を通じて実際にどれだけ多くの人が政権に反対しているかを示すことができるとしています。
画像:アンドレーワさんのSNSから
広告
