ロシア南東部の製油所で火災発生 ウクライナ側によるドローン攻撃か[2024/03/16 19:36]
ロシア南東部の製油所で火災が発生しました。ウクライナ側によるドローン攻撃だとみられています。
地元当局によりますと、16日、サマラ州のシズラニの製油所で火災が発生しました。
負傷者はおらず、原因は調査中だとしています。
複数の独立系メディアによりますと、火災はドローン攻撃によるもので、製油所の敷地内が攻撃され火災の範囲は500平方メートルに及ぶとしています。
今週に入ってから、ニジニ・ノブゴルドなど少なくとも3カ所のロシアの大規模な製油所がドローン攻撃を受けています。
これら3つの製油所でロシアの石油精製能力のおよそ12%を占めるとみられていますが、ウクライナ側は攻撃について公式には認めていません。
ゼレンスキー大統領は15日、ウクライナ軍幹部らとの会合後、「ロシアの侵略の代償が大きくなるほど、この戦争の正当な終結は近付く」「ロシアの最も脆弱(ぜいじゃく)な場所を攻撃し続ける」と表明しています。
画像:アスタロージュナ・ノーボスチ