急速な円安が進んでいます。外国為替市場では円相場が一時、1ドル=151円を突破し、去年11月以来4カ月ぶりの円安水準になりました。
日銀は19日の金融政策決定会合でマイナス金利の解除を決定しましたが、当面は追加の利上げを急がず緩和的な金融環境が継続するとの見方が広がりました。
一方、アメリカでは根強いインフレ圧力から利下げ時期が後ずれするという観測が出ています。
こうした状況を受けて日米の金利差が意識され、円を売ってドルを買う動きが広がりました。
今週のFOMC(連邦公開市場委員会)の結果を受け、アメリカの利下げ時期と回数の見通しがどうなるのか、市場は注視しています。
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