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エジプトの考古学者が遺跡を発掘中に古代の像を破損したとする映像が物議を醸しています。
■大発見その瞬間…“まさかの事態”
世界最古とされるピラミッドのあるエジプト・サッカラ。
考古学者 ザヒ・ハワス博士
考古学者のザヒ・ハワス博士は人工的に作り上げられた空間にたどり着きます。
壁を崩し始めると
その壁を崩し始めると…。
ハワス博士
「4300年前の…。信じられません」
「4300年前の…。信じられません」
4000年以上の時を経て、ついに。
古代エジプトの彫像を発掘
ハワス博士
「今、彫像の全体像が見える瞬間です」
「今、彫像の全体像が見える瞬間です」
手でごっそり土を取り除くと…
像の白い下半身部分が破損
古代エジプトの彫像を発掘。ところが博士に思いもよらないことが。手でごっそり土を取り除くと、像の白い下半身部分が破損。
言葉を失う博士
落ちた部分をすぐに拾い上げ、言葉を失う博士。気にせず感動を伝えます。
気にせず感動を伝える
ハワス博士
「これはまさに大発見です。見て下さい、第5王朝の時代です」
「これはまさに大発見です。見て下さい、第5王朝の時代です」
論争が起きている
この動画はSNSに拡散。地元議員が政府に要望書を提出し、発掘に鋭利な工具を使った理由の説明を求めるなど論争が起きています。
「像には何の損傷はなかった」
ハワス博士
「この像から剥がれ落ちた小さな破片を修復した。この事態は完全に終わっており、像には何の損傷はなかった」
「この像から剥がれ落ちた小さな破片を修復した。この事態は完全に終わっており、像には何の損傷はなかった」