春を感じているのは人間だけではありません。冬の間、冬眠していた生き物たちが一斉に目覚め出しました。
黒猫が草の中から何かを引っ張っています。
よく見ると、なんとヘビ。
すかさずネコパンチをお見舞いすると、ヘビはたまらず逃げ出します。
これは先月、横浜市で撮影された映像です。
黒猫はヘビに恨みでもあるのでしょうか、執拗(しつよう)に追い掛けます。
しかし、ヘビも負けずに応戦です。
撮影者・構呂木モニカさん:「外からなだれ落ちるようなすごい音がしたので、びっくりしてベランダに出てみたら、繰り広げられてました。すごいもみ合ってたので、遊んでいる感じには見えなかった」
撮影者のモニカさんによりますと、黒猫とヘビの壮絶な死闘は、約10分間続いたそうです。
撮影者・構呂木モニカさん:「(Q.どっちが優勢?)いや…互角ですね。ヘビがネコの首に巻き付いた瞬間、危ない!って思ったんですけど、(ネコも)負けてなかったですね」
この後、撮影されていることに気が付いた黒猫はこちらをじっと見つめ、ヘビがどんなに威嚇しても、全く相手にしないのでした。
地面の上で絡まりあっているのは、2匹のトカゲです。
よく見ると、片方のトカゲが相手のおなかをかんでいるように見えます。
撮影者:「片方がかみ付いているから、てっきりけんかだと思って。生きてるかどうかが気になって、つついても全然動かなかったんですよ。ひっくり返しても動かない」
けんかだと思った撮影者はかまれているトカゲを、何とか助けようと必死に2匹を引き離そうとしました。
ところが、実はこのトカゲたち。
撮影者:「あれは交尾してるだけで、けんかはしてないって。そういうのは知らなかったもので、ついけんかだと思っちゃいました。助ける必要がないどころか余計なお世話でした」
愛を引き裂かれたトカゲたちはそれぞれ別々に、近くの石垣に逃げ込んだということです。
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