各地で激しい雷雨…落雷が原因とみられる火災も[2022/07/28 08:55]

 27日午前2時ごろ、名古屋市で撮影された映像です。

 稲妻がまるで下から上に向かって伸びているようにも見えます。

 26日から27日朝にかけ、東海地方を中心に活発な雨雲が掛かり、愛知県と三重県に記録的短時間大雨情報が発表されました。

 愛知県西尾市の一色では、1時間に64.5ミリの7月1位の記録的大雨に。

 三重県の南伊勢では56.5ミリと今年一番の非常に激しい雨が観測されました。

 東海地方では26日夜から続いて雷が発生。愛知県全域で雷注意報が出されました。

 大気の不安定な状態が続くなか、落雷が原因とみられる火災も複数、発生しました。

 愛知県安城市では27日午前1時すぎ、木造平屋建てから出火し、住宅およそ800平方メートルが全焼しました。

 また静岡県浜松市でも26日、「落雷によって火災が発生した」と通報がありました。

 木造2階建ての住宅がほぼ全焼したほか、隣接するアパートの外壁の一部が焼けました。

 雷による火災はどのように起こるのでしょうか。

 国士舘大学理工学部・乾昭文教授:「雷は、大きな、ものすごい電気の塊のようなもの。何千ボルトという電圧になったら、急に温度が上昇し火災が起きる。直撃によって(火災が)起きるケースが一番多い」

 落雷火災は、雷が建物に直撃して起こることが一番多いといいます。

 ただ、それ以外のケースもあるといいます。

 国士舘大学理工学部・乾昭文教授:「地面を通って広がっていって、そこでまた燃えるというようなことがある。電気が流れていく」

 雷が直接、建物に落ちなくても周辺にある電線などを伝って、建物内に電流が流れてくることがあるといいます。

 国士舘大学理工学部・乾昭文教授:「分電盤は流れる電流をある程度、何アンペアかで保護するようになっているが、それを超えた何百アンペア、何千アンペアの電流が一気に流れてきて、そこで破裂のような形になる。(ブレーカーの容量を)突破した電流が来る可能性があり、コンセントからは離れた方がいい」

こんな記事も読まれています