田んぼの脇でじっとしているのは、実はタヌキです。
頭に白いボトルのようなものがすっぽりとはまって、抜けなくなってしまったようです。
畑仕事に向かう途中でタヌキを見つけた男性。
なんとか助けてあげたいと持ってきたのは、近くに置いてあったプラスチックのケースです。
タヌキの上にかぶせると、ケースの隙間を使ってボトルを慎重に引っ張ります。
なんとか外すことに成功。タヌキも無事のようです。すぐに田んぼの中に姿を消してしまいました。
そして、その1週間後のことでした。
畑仕事から戻ろうとした男性の前に現れたのは、1匹のタヌキ。
男性は、「あの時のタヌキくんか?」と声をかけると、タヌキは穏やかな表情で首を持ち上げたそうです。
1〜2メートルの距離まで近づいても逃げようとしないタヌキに、男性は「お礼を言いに来たのかな」と思ったといいます。
まるでおとぎ話のようなタヌキとの再会。
男性は「またあのタヌキに会えるような気がする」と話しています。
広告