安倍総理が中東歴訪でUAEへ　原発輸出へ道

　安倍総理大臣は、3つ目の訪問国、UAE＝アラブ首長国連邦でムハンマド皇太子と会談し、日本の原発輸出に道を開く原子力協定を結ぶことを確認しました。

　UAEでは、増加する国内のエネルギー需要を賄うため原発建設を進める方針です。このため、原発をインフラ輸出の軸にしたい日本側としては、UAEでの原発ビジネスに参入する狙いがあります。原子力協定を結ぶのは東日本大震災後、初めてで、最後の訪問国のトルコとも締結する予定です。会談では、UAE周辺海域を航行するタンカーなどの安全を確保するため、次官級の安全保障協議を行うことでも合意しました。