斎木外務次官が訪中 日中関係改善の糸口探る[2013/07/29 11:49]

 外務省の斎木事務次官は、29日から2日間の日程で中国を訪問します。事務レベルで意見交換を行うことで、関係改善の糸口を探りたい考えです。

 斎木次官と張業遂外務次官との会談は今回が初めてです。協議では、尖閣諸島周辺で中国公船が頻繁に領海侵犯を行うなど、日本側とのにらみ合いが続いていることから、両国が冷静に対応する重要性を確認するものとみられます。さらに、中国側が東シナ海で行っているガス田開発についても協議するほか、北朝鮮問題についても意見交換をする見通しです。そのうえで、外務大臣や首脳レベルでの会談の可能性についても模索することにしています。

こちらも読まれています