いじめ問題報道で実名流出 フジに「倫理上問題」[2013/08/10 00:05]

 大津市の中学生自殺問題をフジテレビが報道した際に、映像処理を怠ったため加害者とされる少年の実名が流出したとして、第三者機関のBPO=放送倫理・番組向上機構の放送人権委員会は「放送倫理上、問題がある」とする見解を示しました。

 問題があったのは、去年7月5日と6日に放送された「スーパーニュース」で、自殺した少年の両親が起こした訴訟の書面に書かれていた加害者とされる少年の氏名に、モザイクなどの映像処理をしていませんでした。問題の映像部分は2秒以内で、通常では読み取れませんが、静止画にすると判読可能で、ネット上に流出しました。放送人権委員会は「配慮が足りず、放送倫理上、問題がある」とする見解を示しましたが、映像の二次利用にまで判断を加えたのはこれが初めてです。フジテレビは「再発防止に努めます」とコメントしています。

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