ブルネイを訪れている安倍総理大臣は、TPP=環太平洋経済連携協定の主要5項目について、「国益を最大限守っていくために全力を尽くす」との考えを強調しました。
8日、首脳声明をまとめたTPP交渉について、安倍総理は「モノだけでなく、サービスや投資など包括的にバランスよく議論することが重要だ」と述べて、日本の得意分野で交渉をリードしていく考えを示しました。主要5項目などの関税撤廃については、「守るべきは守り、攻めるべきものは攻めていく」と述べて、強い交渉力で臨んでいく考えを強調しました。また、中国と韓国の首脳とは、バリではあいさつ程度の会話しかしていないことを明かし、ブルネイで機会をとらえて意見交換したい考えを示しました。
広告