政治

2013年12月12日 05:37

中期防衛力整備計画まとまる 中国を強く意識

2013年12月12日 05:37

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 政府は、来年度から5年間の中期防=中期防衛力整備計画の概要をまとめました。中国を強く意識し、オスプレイや無人偵察機の導入などを打ち出しています。

 概要では、尖閣諸島など南西諸島の防衛を強化するために、沖縄県の那覇基地に配備されているF15戦闘機部隊を倍増することを盛り込みました。また、監視能力を強化するため、新たに無人偵察機の導入も明記しています。さらに、島嶼(とうしょ)部に対する攻撃に備え、与那国島に陸上自衛隊の沿岸監視部隊を配備するほか、新型輸送機「オスプレイ」の導入も明記しました。中期防は、国家安全保障戦略や新たな防衛大綱とともに、17日の閣議で決定される見通しです。

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