安倍総理大臣は、マーシャル諸島のロヤック大統領と会談し、「太平洋における法の支配の重要性を確認した」として、海洋進出を進める中国をけん制しました。
安倍総理大臣:「二国間関係の強化や、地域、国際社会での協力等、有意義な議論を行い、太平洋における法の支配の重要性を確認致しました」
また、来年5月に福島県いわき市で開催する「太平洋・島サミット」の成功に向けて協力することで一致したほか、漁業の分野や戦没者の遺骨収集でも協力することを確認しました。今年は、日本の漁船「第五福竜丸」が巻き込まれたビキニ環礁での核実験から60年にあたり、ロヤック大統領は、今回の訪日を「非常にタイムリーだ」と述べました。ロヤック大統領は15日に広島を訪問する予定で、「広島・長崎・福島の人々と連帯を示すことができるのは象徴的だ」と述べました。
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