北朝鮮による弾道ミサイル発射に備え、政府は、自衛隊にミサイル破壊措置命令を出していたことが分かりました。
政府関係者によりますと、北朝鮮が先月下旬に日本海に向けて弾道ミサイルを2発発射したことに続き、再びミサイルを発射する可能性があるということです。このため、ミサイルが発射された時に備えて、小野寺防衛大臣が自衛隊に対して破壊措置命令を出しました。政府は、「ミサイルに関する日本側の探知能力などを明かすことになる」などとして命令を出したことは明らかにしていません。ミサイルの破壊措置命令は2009年以来、5回目となります。
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