安倍総理 大陸棚延長を指示 海底資源確保狙い[2014/07/04 19:45]

 安倍総理大臣は、海底資源の開発を念頭に沖縄と小笠原諸島の中間に位置する「四国海盆海域」など2つの海域について、大陸棚を延長するための政令を制定するよう指示しました。

 安倍総理大臣:「広い海からもたらされる資源は、日本の未来を切り開く大きな可能性を秘めています。政令の制定を含め、大陸棚の延長に向けて、関係省庁で連携して適切に取り組んで頂きたいと思います」
 政府の総合海洋政策本部は、沖縄と小笠原諸島の中間に位置する四国海盆海域と、沖大東島の南方に位置する「沖大東海嶺南方海域」について、大陸棚の延長を定める政令の制定に速やかに着手する方針を決めました。大陸棚は領海の端から200海里の範囲が基本ですが、地形などの条件によって延長することができ、おととし、審査で初めて延長が認められました。大陸棚を延長すると、海底資源などの開発が可能になります。

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