民主党は、来月の代表選に向けた動きが活発化しています。細野元幹事長がすでに出馬を表明していますが、岡田代表代行や前原元代表も出馬を検討しています。さらにここにきて、蓮舫元行政刷新担当大臣が代表選に挑戦することをツイッター上で明らかにしました。
（政治部・小田川雄一記者報告）
蓮舫氏は「若手の挑戦が民主党の原動力だ」として出馬への意義を強調しました。
民主党・蓮舫参院議員：「数人、2人だけの代表選になってしまうと、民主党の可能性が残念ながら狭まってうつってしまうのではないかと思い、私が出ることで多様な議論ができると思う」
そのうえで、蓮舫氏は「民主党がしっかりするのが基軸だ」と述べ、維新との連携を模索する野党再編論を一蹴しました。ただ、現段階では、立候補に必要な20人の推薦人のうち確保したのは半数程度で、今後も推薦人集めに全力を尽くすことにしています。民主党代表選には、細野元幹事長がすでに出馬を表明しています。このほか、ベテランを中心に推す声のある岡田代表代行や、野党再編の重要性を主張する前原元代表も今週中には出馬をするかどうかを決断することにしています。さらには、桜井前政調会長らも出馬に意欲を示していて、年明けの告示に向け、水面下での駆け引きが激しくなっています。
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