自民党は、2030年ごろの日本全体の発電に占める原子力発電の割合などを検討する会議の初会合を開きました。夏までに提言をまとめる方針です。
7日に始まった会議の最大の論点は、発電全体のなかで原発をどの程度の割合にするかです。党内には、原発の安全性を考慮して割合をなるべく低く抑えるべきとの声があります。一方で、温室効果ガスの排出量を抑えるとともに、より安い電気料金を実現するためには一定の割合で原発を維持すべきだとの考えもあります。自民党は、夏までに原子力発電や再生エネルギーなどの具体的な割合を取りまとめ、政府に申し入れる方針です。
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