韓日議連「慰安婦問題で日本側から解決案を」

　韓国の国会議員が作る韓日議員連盟が公明党幹部と会談し、従軍慰安婦問題について、日本側から解決のための新たな案を出すよう求めました。

　韓日議員連盟・徐清源（ソ・チョンウォン）会長：「韓日関係において、中核的な問題となっているのは慰安婦問題だと思います。韓国国民は被害者の名誉回復を望んでいます」
　15日午前、公明党の山口代表らと会談した韓国の韓日議員連盟は、国交正常化50周年となる今年の6月22日までに、慰安婦問題に関して日本側から具体的な解決案を示すべきだと訴えました。そのうえで、「新たな前向きな案」が出されなければ、第2次安倍政権発足以来、行われていない日韓首脳会談の実現は難しいと指摘しました。これに対し、山口代表は「両国の政治家、マスコミ、国民が解決するという腹を決めることが大切だ」として、政府に解決を促す努力を求める姿勢を示しました。