“壊滅的被害”バヌアツ復興に日本の拠出金活用を

　高市総務大臣はバンコクで、APT（アジア・太平洋電気通信共同体）のアリーワン事務局長と会談し、サイクロン被害に遭ったバヌアツの通信インフラ復旧に日本からの拠出金を活用するよう求めました。

　バヌアツは3月、猛烈な勢力のサイクロンが直撃し、壊滅的な被害を受けています。日本政府はそのバヌアツの通信インフラ復旧のため、APTに対して、日本円で1億8000万円を拠出しています。会談で高市大臣は、このAPTへの拠出金をバヌアツの復興のために活用するよう伝えました。これに対し、アリーワン事務局長は、日本の協力に感謝の意を示したうえで、引き続き支援を求めました。