「大阪都構想」 17年で2700億円の効果? それとも[2015/05/15 16:18]

 大阪市廃止か存続か。17日の住民投票で決まります。

 そもそも「大阪都構想」とは、大阪市を廃止して5つの特別区に分けることで、大阪府と大阪市の「二重行政」を解消しようという考え方です。これまで府と市が別々に行ってきた大規模開発や観光振興、交通基盤の整備といった大阪全体に関わる行政を府が、福祉や教育、子育て支援といった身近なサービスは特別区が行うとしています。提唱する大阪維新の会代表の橋下大阪市長は、実現すれば二重行政で生まれていた無駄が省け、17年間で約2700億円の効果が見込めるとしています。一方、自民党などは、効果は年間約1億円にとどまるとしています。

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