マイナンバー法案 蓮舫氏「廃案にすべき」[2015/06/19 05:55]

 民主党の蓮舫代表代行はBS朝日の番組収録で、年金情報の流出問題を受け、国会で審議中のマイナンバー法改正案を廃案にすべきだと述べました。

 民主党・蓮舫代表代行:「新たな課題が出てきたので、この法案はいったん廃案にして、個人情報漏洩(ろうえい)の部分をもう少し厚くする形で、そして政府も出し直した方が良いと思いますし、場合によって我々も考えて提案をしたいと思います」
 蓮舫氏は年金情報流出問題で国民に不安があるとして、個人情報対策を盛り込んだ修正案を検討する考えを示しました。また、来年1月のマイナンバー制度のスタートも遅らせるべきだという考えを示しました。さらに、マイナンバーに金融機関の口座番号などを結び付ける改正案には「賛成できる状況にない」と述べ、衆議院での対応とは逆に、反対に回る可能性を示唆しました。

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